色褪せた靴をマッキーで塗ってみた。キャンバス生地の退色はどこまで誤魔化せるのか?

色褪せた靴をマッキーで塗ってみた やってみた
色褪せた靴をマッキーで塗ってみた

キャンバス生地の靴、お好きですか?

コンバースオールスターやVANSのスリッポンなど、シンプルながらも他の素材にない魅力がありますよね。どんな服装にも合わせやすく履き心地も申し分ないことから愛用している方も多いでしょう。

しかし、キャンバス地につきものなのが色褪せ(色落ち・色抜け)です。

どれだけ大事に扱っていても、こればかりはどうしようもありません…。特に黒や紺といった濃い色は白っぽく目立ってしまうため、とても気になりますよね。

「ソールやゴムの部分は問題ないから履こうと思えば履けるけど、キャンバス地の色褪せがひどくて…」という悩みはキャンバス生地の靴を愛用している者にとっては避けては通れないもの。

この記事ではキャンバス地の靴を愛用して20年の筆者が、色褪せてしまった黒のキャンバス靴をマッキーで塗ってみた体験談をご紹介します。

10年モノの色褪せ

色褪せまくりのキャンバス靴

今回、実験に協力してもらった靴はこちらです。見事に色褪せていますね…。

もともとの色は靴紐と同じ真っ黒だったのですが、ろくにお手入れもしないまま10年近く履き続けたため、ごらんのとおりだいぶ酷い有り様になってしまいました。

見るからに限界感が漂うこのスニーカー、マッキーで復活してくれたらラッキー!

最後にもうひと頑張りしてもらうことにいたしましょう。

まずはよく洗って乾かす

何はともあれ、まずはしっかり洗わねばなりません。

靴紐を外して、ウタマロ石鹸と靴洗いブラシでガシガシ洗います。この後の塗りの行程に支障が出ないように、しっかり砂やホコリ、汚れを取っていきましょう。

そして、洗い終わったらよーく日に当てて中まで乾かします。

「直射日光に晒したりガシガシ洗ったりしたらさらに色落ちしちゃうんじゃないの?」と心配になるかもしれませんが、心配ご無用。もはや落ちる色はありません。

いざマッキー

乾かした色褪せキャンバス靴。これからマッキーで塗っていきます。

汚れを落として乾かしてみると、色褪せっぷりがさらによく分かりますね。よく見ると、ところどころ赤っぽく変色もしています。こりゃひどい。

しっかり乾いたのを確認したら、いよいよマッキーでの塗り作業開始です。

ここではホームセンターで売っているごく一般的なマッキーを使用しました。

とりあえず真ん中からぬりぬり。

(※ご自身でも試してみたいという方は、念のため最初は目立たないところから少しずつ塗って様子を見てくださいね)

キャンバス地の靴をマッキーで塗っていく

意外としっかり色が付きました。さすがマッキー。

「これはマッキーで塗りました!」と一目で分かるような塗りあとできるのではないかと思っていましたが、その心配もなさそうです。これなら雑にぐりぐり塗っても大丈夫そう。

この靴はハトメもソールも真っ黒ではみ出しても問題ないため、マッキーの太い側でひたすら塗っていきます。

一回目の塗り完了

キャンバス生地の靴、マッキー塗り一回目の様子

ひとまず全体を塗り終えました。案外いい具合に染まってくれています。

塗りムラも…こちらの画像は接写なので粗が目立ちますが、そこまで靴を間近で見ることはないでしょうから許容範囲内です。

マッキーで一度塗りしたキャンバス生地の靴と、色褪せたキャンバス靴のビフォーアフター

一旦、ビフォーアフターを見てみましょう。左が一度塗りしたもの、右が何もしていないものです。

あの色褪せっぷりが嘘のよう!とまではいきませんが、一度塗りだけでもわりと発色してくれています。

しかし、赤っぽく変色してしまっている部分はまだまだ目立ちますね。やはり一度塗りだけではちょっと厳しいか…。

気になる点

冒頭でも述べたとおり、今回の靴は全パーツが真っ黒なので、はみ出しなどを気にすることなくひたすら無心で塗っていけばOK。

注意したところと言えば、手や衣服にマッキーのインクが付かないようにということくらいです。

ただ…思っていたよりもマッキーのにおいがすごい!

靴自体は塗ったあとしばらく乾かしたらマッキーのにおいはまったくしなくなりましたが、塗り作業中はなかなか強烈です。

あらかじめ窓を開けておくか、屋外で作業するべきでした…。

完成した品物がこちら

マッキーで塗ったキャンバス生地の靴

一度目の塗り作業のあと、少し乾かしてから再度、全体をマッキーでぬりぬり。

何度か重ね塗りするつもりでしたが、二度塗りでかなりいい色になりました。赤い変色もほとんど分からなくなっています。

塗りムラも目立たなくなりましたね。

これは予想以上に上出来!家にあったマッキー1本でこの出来なら、なかなか悪くないのでは。

靴紐を通して、防水スプレーをかけたら完成!

色移りとかはどうだろう?

やっぱり気になるのは色移り。靴がきれいになったとしても、あちこちに色移りするのでは履けたものではありません。

そこで、マッキーのインクが乾いた頃、防水スプレーをかける前に軽く実験してみました。

まずは指でこすってみます。インクのせいで生地がガビガビになっているということもなく、色移りもなし。触るだけで色移りする心配はなさそうです。

それならば濡れたものはどうだ?ということで、お次はウェットティッシュで思いっきりこすってみました。こちらは、ほんの少しではありますが黒い色が移りました

もしかしたら雨の日は少々注意が必要かもしれません。

まとめ

キャンバス地の靴はマッキー1本でいい感じに塗れました。

…もちろん新品の質感とはなんかちょっと違いますが…まぁ近所のコンビニに履いていくくらいなら問題ないでしょう。

この色がいつまでキープできるのか、靴下やボトムに色移りしないか、洗っても問題はないのか等、今後様子を見ていきたいと思います。

なお、わざわざマッキーを使わずとも「染めQ」など便利な塗料もありますので、大事な靴を塗るのであればマッキーではなくこちらをおすすめします。

【追記】大雨の日に履いてみた

「キャンバス生地の靴を履いて来るなんて正気か?」と思われそうな土砂降りの中、マッキーで塗った靴を履いて出掛けてみました。

正直、靴下やボトムへの色移りを覚悟していたのですが…

驚いたことに色移りゼロ!そして靴の色落ちもゼロ!

マッキーのポテンシャルか、はたまた防水スプレーのおかげなのか…。

ハッキリしたことは分かりませんが、マッキーで塗って防水スプレーをかけたキャンパス地の靴は雨の日に履いても大丈夫ということが判明しました。

いやー、やってみないと分からないもんですね!

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