キャンプでは必須アイテムの寝袋。
我が家ではコールマンの封筒型シュラフを愛用しています。
実は購入してからまだ一度も洗濯したことがなかったため、フカフカになるのを期待して洗ってみることにしました。

テキトーでズボラな人間が何も考えずに試した洗濯方法なので、真似はせずに「へぇー、こんなことになるんだぁ(笑)」くらいに留めておいてくださいね!
だって洗濯機OKって書いてあったから

おそらく、コインランドリーに持って行って大型洗濯機に突っ込むのがいちばん手っ取り早いでしょう。
しかし、我が家には寝袋が3枚あります。
これらをすべてコインランドリーで洗うとなるとそこそこお金がかかりますよね…。
それに正直に言うと、コインランドリーまで行くのも面倒くさい。
そこで、天気のいい日を狙って、自宅の洗濯機で1枚ずつ洗うことにしました。
問題発生
まずはくるくると丸めて布団洗い用の洗濯ネットに詰め込みます。
それが終わったらあとは洗濯機に投入して洗濯開始ボタンを押すだけ。
…なのですが、ここで問題が発生しました。
寝袋を詰めた洗濯ネットが洗濯槽からガッツリはみ出しています。
水を吸えばぺしゃんこになるかと期待しましたがそんなことはなく、最大水量での給水が終わって洗いが始まってもなお洗濯槽から10センチはみ出した状態をキープする寝袋。
筆者、この時点でなんだかダメそうな気配を察知。
ちなみに我が家の洗濯機は筆者が一人暮らしをしていた頃に購入した容量5キロのものです。
決して大きいとは言えない…というかファミリー用としては小さいのではないでしょうか。
ネットで調べたところ、5キロの洗濯機で洗えるのはせいぜいシングルサイズの肌掛けや敷パッドまでだという。
併せて、洗濯槽の7~8割に収まるものであれば洗えるとも記されていました。
そんな洗濯機で筆者が洗おうとしているのは、シングルよりも少し小さめとはいえ、中綿が入った布団を2枚重ねにしたような構造の寝袋。
ぱっと見のサイズは小さくともそこそこの厚みがあります。
ついでに言うと、洗濯槽から10センチはみ出しています。
明らかにダメなやつです。
しかし洗濯はもう始まってしまっています。
洗濯槽からはみ出して水に浸かっていない部分もあるためちゃんと洗えているのか甚だ疑問ではありますが、ひとまず見守ることにしました。
結局洗えたのかどうか

結果から申し上げます。
一応は洗えました。一応は。
綿が片寄ってしまったとか、破れてしまったということもありません。
しかし、洗濯機が爆発しそうで非常にハラハラしました。
おそらく脱水のときだと思いますが、今にも何かが離陸していきそうな音がしていたのです。
ガタガタと激しく振動しながら「ヴァーーーーーーン!!!!」と聞いたこともないような爆音を立てる洗濯機は実に恐ろしいものでした。
さらに、予想通りと言えば予想通りなのですが、脱水の途中でエラーが出て止まってしまいました。
洗濯槽の中で洗濯物がかたよってしまった際に出るエラーだったため、寝袋を一度取り出して、もう一度入れ直して…とやってみましたが、どうしてもエラーで止まる…。
結局、3回目のエラー停止で諦めました。
幸い、あとは風通しの良い場所でしっかり干せば乾くだろうという程度までは脱水されていたため、水をたっぷり吸った寝袋を手作業を絞るという作業はせずに済みましたが。
結論
コールマンの封筒型の寝袋は容量5キロの洗濯機でも洗えなくはないが、洗濯機が離陸するか壊れるかする可能性が高いためおすすめはできません。
そもそも洗濯槽にきちんと収まっていなかったのでしっかり洗えているのかも疑問が残ります。
そして何より、脱水の際のハラハラ感とエラーの対処が非常に厄介!
寝袋を入れても余裕のある大きさの洗濯機をお持ちならご自宅でも洗濯可能かもしれませんが、そうでないならばコインランドリーの利用をおすすめします。