子供をスポーツ教室に通わせたいと思っても、いろいろな教室があって悩んでしまいますよね。
子供自身に「サッカーが習いたい」「野球のチームに入りたい」といった具体的な希望があればいいのですが、そうでないとなると選択肢は無限大…。
でも、あちこちの体操教室の見学や体験に行くのは大変ですよね。
そこでこの記事では、筆者の子供が実際に通っている『忍者ナイン』についてご紹介したいと思います。
- 子供の体操教室選びの参考にしたい
- 忍者ナインに実際に通っている人の意見が聞きたい
- 忍者ナインの費用や効果を知りたい
忍者ナインとは?
忍者ナインのプログラムは、スポーツに遊びの要素を取り入れ、誰でも楽しみながらスポーツに夢中で取り組むことができます。「走る・跳ぶ・投げる・打つ・捕る・蹴る・ 組む・バランス・リズム」のそれぞれをしっかり習得するための、300種類以上のプログラムをご用意。沢山遊ぶ中で、正しい動作フォームや運動の「コツ」を習得することができます。
引用ー忍者ナイン公式HPhttps://www.ninja9.jp/
要するに、さまざまなスポーツの基礎になる動作を幅広く教えてくれる、ということですね。
そのため、特にこれといって学びたい競技が決まっているわけではない…という子にもぴったり。
学校の授業や行事、遊びなどで活用できる、上手な体の使い方を楽しく学んでいくことができます。

私たちも「何かひとつの競技に特化するのではなく、学校の体育でやるようなことがひととおり当たり障りなくできるようになればいいな」という考えだったので、そうそうコレコレ!と思いました(笑)
入会するのにかかった費用・毎月のレッスン料は?
忍者ナインに入会すると、まずは年会費・当月と翌月分のレッスン料・スポーツ保険料・専用ユニフォーム代・専用リュック代の支払いが発生します。
時期によっては入会キャンペーンで年会費が無料になったり、リュックが無料でもらえることも!

我が家もキャンペーンでユニフォーム代がお安くなりました!
なお、各種金額については下記のとおりです。
(教室ごとに異なったり物価高騰の影響で値上げしたりしている可能性もありますので、あくまでも参考程度にとどめてくださいね!)
年会費 | 3,960円 |
スポーツ保険料 | 1,000円 |
ユニフォーム(シャツ) | (サイズによって異なる)約4,000~約6,000円 |
ユニフォーム(パンツ) | (サイズによって異なる)約3,500~約5,500円 |
リュック | 約3,600円 |
ひと月のレッスン料(バトルあり/上忍(小学生)コース) | 9,240円 |
シューズやインナーは特に指定はありません。
我が家は室内用のスポーツシューズを持っていなかったため、新たに購入しました。
それと、専用ユニフォームはノースリーブで脇の開きが大きめだったので、見えてしまっても大丈夫なインナーも用意しました。
初月は揃えるものがたくさんあるので、なかなか痛い出費になります…。
教室の雰囲気はどんな感じ?

(これはそれぞれの教室でだいぶ異なるようなので、うちの子供が通っている教室のみのお話になりますがご了承ください。)
うちの子供が通っている教室は少々手狭で、レッスンの内容によっては生徒たちが動きにくそうだな…と感じることもあります。
特に走り(ダッシュ)の練習はやりにくそう…。
ただ、狭いながらも先生がたが工夫してくださっているので生徒たちはとっても楽しそうです。
生徒は元気のよい子たちが多く、その元気さにつられて、最初は遠慮がちだった子たちもどんどん前に出て活躍するように!
落ち着いた環境でしっかりとスポーツの基礎を学ぶというよりは、「楽しく体を動かしながら自然と身につけていく」感じでしょうか。
そして、レッスン中は走ったりジャンプしたりボールを投げたりとほぼ常に動きっぱなし。(水分補給は適切に指示してくれます)
真冬でも汗びっしょりになるほど動くので、体力を持て余している子どものストレス発散にもぴったり!
また、ひとつひとつの動作のやり方やコツを細かく教えてもらえるので「そんな難しいことできない…」と弱気にならずどんどん挑戦していく気持ちが芽生えていく様子でした。
レッスン時間は1時間半とちょっと長めですが、盛り上げ上手の先生のおかげで生徒たちは集中力切れになることなく過ごせています!

教室によって雰囲気が違うため、生徒の中には「自宅近くの教室よりもこっちのほうが楽しいから」と電車で1時間かけて通っている子もいます。
いくつかの教室を見学してみると、より一層お子さんにピッタリな教室が見つかるかも!
どんな効果があった?

忍者ナインに通い始めて2年経ちますが、目に見えて足が速くなっただとか劇的に運動神経が良くなったというのは今のところ感じられません。
学校の体力・運動能力調査の結果も特に変化なし。
ですが、体の使い方が少しずつ上手になっていくのは感じます。
うちの子供はよく転んだりモノにぶつかったりしていたのですが、それがかなり改善されました。
また、走る・ジャンプするといった基本的な動作のフォームが綺麗になってきて、無駄な動きが少なくなってきています。
さらに「運動の得手不得手がハッキリしていて、できないことは本当にまるっきりできない。そもそも挑戦すらしない」というタイプだったのですが、この“まるっきりできない”と“どうせできないからと言って挑戦しない”がかなり少なくなりました。
親としてはこの“どうせできないからと言って挑戦しようとすらしない”というのが一番の悩みのタネだったので、これが改善されたのは嬉しい誤算でした。
あと、上忍(小学生)コースでは“バトル”というチーム戦があり、その際にチームごとにリーダーを決めて作戦を練ります。この経験が活きているのか、小学校でも積極的にリーダーに立候補したり意見を述べたりしているようです。
デメリットはある?
忍者ナインで学べるのはスポーツの基礎の部分。そのため、もともと運動が得意な子には物足りないかもしれません。
バリバリ運動したい・もっと上を目指したいという子よりも、運動に苦手意識がある子、体の動かし方が上手ではない子など、初歩的な部分を無理なく学びつつ運動を楽しさを知っていきたい子に向いています。

実際にうちの子が通っている教室でも「忍者ナインは楽しいけど、やる事が簡単すぎて物足りない」という理由で辞めてしまった子が数人います。
うちの子も学年が上がったらそうなるかもなぁ…。
また、大会や試合に出るなどの目標がないのでどのくらい成果が出ているのか分かりにくいところもデメリット。
いろいろなことを幅広く丁寧に教えてもらえますがあくまでも基礎的な部分なので「えっ!そんなこともできるようになったの!?」といった驚きはないかなぁというのが正直なところです。
月謝が少々高めなぶん、ハッキリした効果が見えないと親としては不安になりますよね…。実は我が家も何度も「このまま通い続けても意味がないんじゃないか?」と思ったことがありました。
結果的には2年通って「派手ではないけど効果はある!」と気付けたので今も続けています。
まとめ
以上が、我が家の忍者ナインの体験談です。
我が家は小学校入学と同時に入会したのですが、もう少し下の年齢から始めていたらもっと効果的だったのかもなぁと思っています。
とはいえ、学校外の友達もできて楽しくレッスンに通う子供の姿を見るのはやはり嬉しいものです。
運動系の習い事を検討している方は、ぜひ一度お近くの忍者ナインの教室に見学・体験に行ってみてくださいね。